【所要量計算】

Cladiaでは、半年先までの在庫計算をシミュレーションすることができます。
【受注オーダー】→【出荷インボイス】による正確な受注残と、
【購買オーダー】→【入荷処理】による正確な発注残等で、在庫数が正確であることが前提です。

【所要量展開(月別)】

『生産管理』→『所要量展開(月別)』のを開くと、上図の様な画面が開きます。
※在庫の流動が無い場合や、特に不足在庫、余剰在庫が無い場合は、表示されないことが有ります。

『仕入先名』+『品目コード』+『品名』が表示されている行から、次の『仕入先名』+『品目コード』+『品名』が表示されている行までが、1品目あたりのシミュレーションになります。
(上図の赤枠で囲まれている部分です)

上図の赤枠の部分を例に見てみましょう。

・1行目に『受注数』があります。これは受注残を含む”需要数”です。
 上の例では、本月(今月)に1,000個、第二月(来月)に1,000個の、合計2,000個の出荷予定があるという意味になります。

・2行目に『発注数』があります。これは発注残を含む”供給数”です。
 上の例では、今月に2,000個入荷予定がある(発注残)ことを意味します。

・3行目は『安全在庫』です。『品目マスター』に登録されている安全在庫がここに表示され、安全在庫数未満の在庫しかない場合、必要数として計算されます。

・4行目は『在庫数』(実在庫)です。

・5行目、6行目は返品数なので、ここでは説明を省略します。

・7行目は『計画在庫』=(受注数+安全在庫数)−(繰り越し在庫数+発注数+返品数)です。計算上の理論在庫です。

・8行目の『購入必要数』は、計画在庫から計算された購入必要数です。整数が必要分、負数の場合は『余剰』という意味になります。
 上記の場合は、今月は1,000個余る。来月に0になる事を意味します。
 ※6か月間、数字が0のままの場合は、この行は表示されません。

もう一つの例で説明します。

この場合は、第五ヶ月目に1,000個足りなくなるという意味です。

ヘッダーの【オーダー生成】から購買オーダーを生成するか、購買管理メニューから購買オーダーを生成してください。

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